決算変更届とは何かわからない方もいらっしゃるのでここで少し説明させて頂きます。
決算変更届とは、建設業許可を取得している事業者が、事業年度が終わってから4か月以内に提出する必要がある書類の事をいいます。
決算変更届には1年間の決算の内容や、この1年間に行った工事経歴等を記載することとされています。
都道府県によっては、決算報告書や年次報告書といった名称となっている場合もあります。
決算変更届を出していないと更新が出来ませんので注意が必要となります。
必要な書類は下記になります。
①変更届出書
②工事経歴書
③直近三年の各営業年度における工事施行金額
④使用人数（変更があった場合は要届出）
⑤建設業法施行令第3条に規定する使用人の一覧表（変更があった場合は要届出）
⑥定款の写し（変更があった場合は要届出）
⑦
・財務諸表
・損益計算書
・完成工事原価報告書
・株主資本等変更計算書
⑧納税証明書
⑨事業報告書
この中の納税証明書は、株式会社の方は法人事業税の証明書になりますのでお間違えのないように。
5年分まとめて出せばいいと思っていらっしゃる方がたまにいますが、5年分の工事経歴書や、5年分の確定申告書一覧などを用意するとなると大変ですのでおすすめ致しません。
必ず毎年提出しましょう。
